12月不定期開催していた TOKYO FM 夢の第九コンサート

音楽イベントという話題のヒット曲を想像するのが基本だと思います。しかし音楽といえば元は芸術、その原点はクラシック音楽になる。筆者もクラシック音楽は好きだ、といってもメディアで取り上げられた音楽に限られるが、それでも聞いているだけで心が響かされる。歌詞のない、楽器を引いて奏でる音の集合体は様々な世界観が見えてくる。その時代に生きた作曲家たちが込めた思いが綴られた一音ずつが知らない世界を見せてくる、そんな気分になれる。

キリスト教などの事を考えると、本来ならこうしたイベントが中心となって開催されるべきだろうと思うが中々そうもいかない。音楽といえばやはりJ-POPのような流行歌だけしかないとみなされる事が多い、クラシック音楽は聞いていると退屈だというがそんなこともない。

ではクラシックをメインにした音楽イベントはないのかと調べてみると、実は12月開催の物がいくつかあるのです。まず最初に紹介するのは『TOKYO FM 夢の第九コンサート』というもの、第九といえば分かるでしょうがベートーヴェン作『第九』をメインに据えたイベントとなっています。知らない人はいないメロディーですが、そもそも第九がどうしてメインになっているのか、そこを紐解きつつコンサート概要についても触れていこう。

イベント概要

交響曲第9番、ベートーヴェンの代表的なものとして多くの人が一度は必ず耳にしたことがあるもの。筆者が初めてこれを聞いたのは小学生の頃か、クラシックなどというものとは無縁の生活をしていたので、聴いても何かに響くといった事は残念ながらなかった。後になって曲の凄さは重々理解したつもりだが、たまに聞けばいつものように驚かされる気分になります。

そんな曲を、このコンサートでは基本演奏していきます。基本、これ以外何も演奏しないという前提でだ。公演によっては追加演目として別の何かを用意することもありますが、基本的には第九を楽しむためだけのイベントなので、この曲にひときわ思い入れのある人が訪れるイベントとなっています。中々コアですが、出演しているオーケストラに『日本フィルハーモニー交響楽団』といった、国内有数の交響楽団が演奏しますので、豪華といえば豪華だ。

また交響曲第9番といえば演奏もそうですが、歌唱パートも魅力の1つ。それはこのコンサートでもそうですが、イベントで一番の目玉としても挙げられるのは合唱団として参加する人数が大変凄い。

合唱参加人員として

合唱に参加したい人は公式サイトからの応募で、必ずしもプロの声楽家しか応募ができないという決まりはない。ただ1つ、第九が好きなことだけが当てはまるのであれば男女問わず応募できます。そんな魅力を知っている合唱団ですが、これまで開催されてきた中で発表された人員の変遷として、

上記のようになっています。

1回目の参加者を見ればわかると思いますが、6,000人もの人が集まって第九を歌えばどれだけスケールの大きなものになるのか、正直見当が付かない。その後も数こそ減っていってしまいますが、最新の2014年でも3,000人もの人が参加している事を思えば決して少ないとは言わないはずだ。それだけ興味を持っている人がいる、という表れなのでしょうか。または第九を歌うのが余程好きというよりは、面白そうと思って参加したら、凄い場違い感があると後悔した人が多いのかはなんとも言えないところだ。

ただクラシック音楽のイベントに出演している事を思えば、やはり物好きという印象は拭えないだろう。また気軽に参加できるためか、オーディションといったものも設定されていないので、基本的に応募すれば参加が確定するのもウリだ。

今後も開催予定とある

2010年から始まったこのイベントは5年連続で開催し続けましたが、昨年2015年に関しては参加が見合わされた。ただ主催いわく完全に終わりということではなく、今後も次に繋がるような力あふれたコンサートにしたいといった、充電期間に突入している印象がとりわけ強いようだ。12月開催で、必ずこの日にやるといった定期的なものはないので、その年によって開催する日は異なっています。そこのところも調べつつ、もし2016年開催が決まれば参加を考慮しても良いかもしれません。